XCM-020デモ回路 簡易FFTアナライザの実験 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
2011/06/03- | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
当社のSpartan-6 LXT搭載FPGAボードXCM-020(GTP Transceiver, RocketIO搭載)にアナログ・デバイセズ(リニアテクノロジー)のLTC2274評価キットを接続して、ファンクションシンセサイザからの出力をFFT解析してみました。解析結果をグラフィックLCDモジュールに出力しています。 こんなこともできるという例としてどうぞご覧下さい。 (画像はそれぞれクリックして拡大できます) ・2012/04/06 : UTL-016を使用した写真を掲載しました ・2011/06/03 : 公開 |
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ALTERA Cyclone IV GX (ACM-024)での同様の実験はこちらをご覧下さい。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
◆部品構成
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◆FPGA内部構造 FPGA内部回路のブロック図は下記のようになります。青色部分がXILINX社提供部分で、白部分が新規作成部分です。 GTPにてLTC2274からのシリアル信号を受け、後段のbytealignerにて受信処理を行っています。 FFT解析前にデータ処理(窓関数)をおこなっており、解析出力データをスペクトル変換しています。FFT処理にはXilinxのFFT-IPを使用しています。データをLCDに表示するために、Microblaze PLBバスから取り込めるよう、取り込み用ペリフェラルを設置しています。 LCDの描画はMicroblazeプロセッサで行っています。制御信号処理を全てソフトウェアで行うと処理数が増えますので、ポートの処理をハードウェア化しています(LCD_IOペリフェラル)。 |
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◆出力画像 いくつか観測した波形を掲載致します。画面にはピークとなる周波数とレベルを表示するようにしました。 横軸のレンジはACM-024デモに合わせて50MHzとしています。 10MHz 正弦波 5MHz 三角波 5MHz 矩形波 |
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◆GTP Transceiverの設定について - 転送レート:1.5625Gbps - リファレンスクロック:125MHz(オンボード) - Comma Detection:K28.7 (プルダウンからは設定できないので手入力) LTC2274のFAM(Frame Alignment Monitor)を有効にし、Syncするタイミングを増やしています |
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※LTC2274について LTC2274は、16Bit 105Msps シリアル出力 A/D変換器です。 測定データは8B10Bエンコードされたシリアルデータで出力されますので、FPGAの高速シリアルI/F(GTP Transceiver / RocketIO)と容易に接続できます。 |
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◆文字フォントについて 文字フォントについては、こちらのフォントを活用させていただきました。(ありがとうございました) |
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◆回路データについて 当社では、サンプル回路などのご提供は行っておりません。あしからずご了承くださいませ。 |
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みなさまの参考になれば幸いです。 間違いなど見つけられましたらぜひご指摘下さい。 |
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