LANマルチプレクサ 4:1 LRY仕様 LNX-209/LNX-209e
ヒューマンデータは、4つのLANポートを切り換えることのできるLANマルチプレクサ LNX-209/LNX-209eを発売した。下記の方法でLANの全結線(8芯)を物理的に切り換えることができる。
- 遠隔地のPCなどからLAN経由で簡単なコマンドを送信して切り換え
- 本体付属のスイッチにより手動切り換え
- 外部接点入力により切り換え ※LNX-209e(エコノミー版)は非対応
切り換え回路にはラッチングリレーを採用しているため、電源を切った後も切り換えたLANポートの接続を保持することができる。PoEのLANポートに対しても切り換えが可能。外部ネットワークと内部ネットワークの切り換えや、必要時のみネットワークに接続するシステムなどに利用可能。LANポートを切り換えることにより、LAN機器の自動検査時に1度のセッティングで4台の検査を実行することが可能になるなど、検査工程の省力化にも活用できる。
LNX-209の電源は、PoE回路を標準搭載しているので、LANケーブルから電源を供給して動作することができる(PoE対応HUBなどが必要)。付属のACアダプタによる動作も可能。
LNX-209eは、電源用のPoE回路と外部接点入力の機能を省いたエコノミー(廉価)版である。電源は付属のACアダプタから供給。
LNX-209/LNX-209eは鉛フリー実装で、RoHS指令に対応している。ヒューマンデータでは、各種のLAN/Wi-Fi/USB変換器を豊富にラインナップしている。
報道用精細画像(0.77MBytes)
特長
- LANの全結線(8芯)を物理的に切り換え(PoEの切り換えにも対応)
LANケーブルを手動で抜き差しする必要ありません - 停電時も切り換えたLANポートの接続を保持
- 以下の3通りでLANポートの切り換えが可能
- ●LAN経由で遠隔地のPCから簡単なコマンドを送信してLANポートの切り換え
LNX-VCPにより仮想COMポート経由の切り換えも可能 - ●本体付属のスイッチにより手動切り換え
- ●外部接点入力により切り換え ※LNX-209e(エコノミー版)は非対応
- ●LAN経由で遠隔地のPCから簡単なコマンドを送信してLANポートの切り換え
- 未接続側ポートは接続されないため、簡易ファイヤーウォールとしても利用可能
- 設定用メモリカード(microSD)で機器設定が簡単
- ●機器交換時も設定用メモリカードの交換により簡単に移行
- ●設定データをメール添付などで遠隔地に送付が可能
- ●設定するIPアドレスに制限が無い(セグメント外でも設定可能)
- ●設定のバックアップや記録が、設定ファイルの保存により容易
- オリジナルの設定ツールを使用してネットワーク(LAN)経由で機器設定も可能
- 製品本体の電源は、PoE対応でLANケーブルから電源供給可能
※LNX-209e(エコノミー版)は非対応 - LANの全ポートにESD保護
- 外形寸法:165 x 80.5 x 39 [mm](突起物含まず)
- 質量:約 300 [g](本体のみ)
- ACアダプタ付属
- FG端子を装備
- RoHS指令の規制10物質不使用
ヒューマンデータのLNX/USBシリーズは
- 信頼性や安定性に考慮した設計になっています
- 一部機種を除き絶縁型を採用しており、安心してお使いいただけます
- ボードタイプや2回線/4回線タイプなどラインナップが豊富です
- 豊富な納入実績で安心してお使いいただけます
- 基本的に即納体制で最短翌日からご活用いただけます
- カスタマイズもご相談ください