ヒューマンデータは同社のPLCC68シリーズ^※を5Vトレラントに変換する基板　ACC-037Yを発売した。I/O部分に5V対応のレベルシフタ付きバススイッチを搭載しているため5V系と安心して接続することができる。

外部から入力された5V信号は、3.3VでクリップされPLCC68シリーズに与えられる。3.3Vレベルの入力信号はそのまま与えられる。PLCC68シリーズから出力された信号は、3.3Vレベルで出力される。 外部で5Vにプルアップ抵抗を付加することで5Vスイングも可能。入出力方向制御は不要。

ACC-037Y は鉛フリー実装で、RoHS指令に対応している。

※PLCC68シリーズ（AP68/XP68）はICソケットに搭載できるように設計された、FPGA・CPLDモジュールである。市販のICソケットに実装できるので、ユニバーサル基板でのFPGAやCPLDの利用に便利。また、全シリーズのピン割付が共通で、FPGA/CPLDのベンダーやタイプによらず電源やI/Oが共通となっている。 単電源動作でも、I/O電源を2系統に分離して使用することが可能。AP68シリーズはIntel（Altera）社のFPGAを実装したシリーズ。XP68シリーズはXilinx社のFPGAを実装したシリーズである。

• PLCC68シリーズ対応のPLCCソケット
• 5.0V単一電源動作（3.3Vをボード内で生成)
• 5Vトレラントバススイッチを搭載
• JTAG-BUFFER回路とJTAGコネクタ(アルテラ用10ピン＋XILINX用7ピン）
• 電源表示LED
• 4層基板を採用
• 基板寸法：54mm x 53mm（セミカードサイズ）
• RoHS対応