外部拡張インターフェイス GPIF | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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■GPIFの概要 ボード間のコネクタの信号配置パターンが異なる場合,半田付けなどの作業が必要となり,ボード間の接続に手間がかかります.コネクタのピン配置が同じであれば,ワンタッチで接続することができます.FPGAはピン定義ファイルによって,入力や出力,ピン番号が定義されます.電源ピンやクロックピンの配置が同じであれば,汎用性のあるパターンを作ることができます.これによって,より短時間で接続が可能で,データの送受信を円滑に行えます.また,誤って信号をショートさせる危険性も少なくなります.このような外部拡張コネクタを有するボードを,GPIF搭載のボードと呼ぶことにします.例えば,図1のようにピン配置の異なるマイコンであっても,FPGAであればピンの配置を変えることで接続は可能です. GPIFは最大50ピンコネクタで,フラットケーブルで接続します.ピン配置を規則的な繰り返しパターンにすることにより,コネクタのサイズを大きくしたり小さくしたりできるスケーラブルな構造になっています(図2).CLK,RESET,GNDを基準として必要に応じてピン数を変更できます.GNDを強化するために,任意の入出力線8ビットごとに,GND線を2本配置しています.また,5Vから1.8Vまで4種類の電源ラインを持つことができ,少量の電流であれば,接続するボードに電源を供給することが可能です.CLKはFPGAなどで,分周したクロックをターゲットのボードに供給することを目的としており,RESETは電源供給時におけるパワーオンリセットなどに使用します.最大50ピンコネクタの場合は表1のような配置となります. ▼概略図 (図1) ▼スケーラブルなピン配置 (図2) ▼最大50ピンコネクタの場合 (表1)
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