MRAMとFRAMについて |
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当社製FPGAボードには、メモリとして、FRAMやMRAMを搭載したものがあります。FRAMもMRAMもいずれも不揮発性のメモリーで、書き換え回数が事実上無制限とのことで、RAMとしてもROMとしても使える便利なメモリです。SRAMをバッテリバックアップするための回路なやバッテリが不要でタイミングも一般的なSRAMとほとんど同じであり、ピンレイアウトも一般的なSRAMに準じたものになっています。 組み込みプロセッサなどを使用するときに、RAM領域、ROM領域がアプリケーションによってさまざまでしょうから、RAMとしてもROMとしても使えるのが便利と考えて搭載しております。 当社製品にFRAMやMRAMを搭載するのは、当社の仕入れ先との関係で選択したもので、特にアプリケーションを持たない当社のFPGAボードで、その選択に大きな意味はありません。 |
FRAM |
2017年6月現在、当社で使用しているFRAMはCypress社より提供されています。 従来はRAMTRON社にて製造されていました(その前は富士通) |
MRAM |
当社で使用しているMRAMは、Freescale社から分離独立したEverspin社のものです。そのため、搭載されているMRAMにFreescale社のロゴが表示されていることがあります。(2015年9月) MRAMはFRAMに比べてサイクルタイムが短く(35ns vs 110nsなど)、高速アクセスが可能です。 |
以上皆さまのご参考になれば幸いです。 |
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