CycloneIII(ACM-021)により、1.3GHzクロックを出力し観測してみました

2008/10/06-

 CycloneIIIを用いたブレッドボード ACM-021を用いて、CycloneIIIのPLLの限界である、1.3GHzを発生させて観測してみました。
ACM-021の30MHzクロックから、ALTPLLにて500MHz、1GHz、1.3GHzをそれぞれ出力しオシロスコープ及びスペアナにて観測したものです。
出力は、LVDS出力とLVTTLにて比較しています。(観測波形の上がLVDS、下がLVTTLです)

C4: LVTTL(VCCIO=3.3V)
V1、V2:LVDS(VCCIO=2.5V)
ALTPLLの設定画面はこちらをご覧下さい
下記に波形をお示しします。波形は10秒以上平均化したものです。スペクトルは簡易的な計測であり、レベルは正しくありません。
オシロスコープは1.5GHz帯域のアクティブプローブを、スペアナはLVDSのもう一方の端子を直結(50Ω)で観測しています。
500MHz
1GHz
1.3GHz

1.3GHz
 2008/10/08:計測に使用するケーブルを良質のものに変更して取り直しました。
オシロへもアクティブプローブを使わず同軸ケーブルで直結(50Ω)としています。

約0.04mW
それぞれ波形をクリックして拡大できます。
2008/08/08
アンプで増幅してみました。
実験風景はこちらをクリックしてください
1.3GHz
市販のRFアンプ(利得15dB以上品)で増幅してみました。

約2.4mW
それぞれ波形をクリックして拡大できます。
以上みなさまのアプリケーションのヒントになれば幸いです。
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