FT245B(USB-023-FIFO)にミツトヨ製マイクロメータを接続実験 |
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FTDI社のUSBチップ FT245Bのタイミングをみていて、ミツトヨのデジマチックインタフェースと接続できそうだったので実験してみました。 デジマチックインタフェースは、リクエストピンをLに引くと、デジタルノギスやマイクロメータなどのデータがクロックとともに出力されるものです。 |
ユニバーサル基板に、USB-023-FIFOとミツトヨ製インタフェースケーブル |
実験では、手持ちのマイクロメータ(MDC-25M)を用いました。 |
回路図です。実験しているうちに、部品が増えてしまいました。詳しい説明は省略しますが、FT245Bのデータバスの上位をアスキーコードの”0”=0x30に固定し、最下位ビットをマイクロメータからの受信データにしています。 したがってデータのビット数だけ"0"または"1"が受信されることになります。 PCから何かを送信すると、リクエストピン"REQ"をLに引くようになっています。 ※REQはデータが送出されるまでLに引くようなのですが、実験なので、手抜きしています。 |
回路図の左側にはUSB-023-FIFOが、右側はミツトヨのI/Fです。 |
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回路図は原理の説明用ですので、実用にならないと思います。どうぞご注意ください。 |
データは13ビットで、LSBから順に送信されます。 1111111111111 1110000000000 0011101000101 0101011000000 データフォーマットについては、ここでお示ししません。 下は、ターミナルソフト画面です。 |
以上、皆さまのご参考になれば幸いです。 |
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