スパルタンU FPGAトレーナ EDX-001 ダウンロード手順 ISE Foundation の使い方 |
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■ ISE Foundation 開発手順
1 Project Navigator の起動 スタートメニューから [ スタート ]→[プログラム]→[ ザイリンクス ISE ]→[ Project Navigator ] を起動します。 2 新規プロジェクトの作成 [ ファイル ]→[ 新規プロジェクト ]を選択。以下のようなダイアログが表示されます。Device Familyは [ Spartan 2 ]、Deviceは [ xc2s100-5tq144 ] を選択します。Design Flowには [ XST VHDL ]、[ XST Verilog ] を選択してください。ここでは VHDL を使用します。また、画像には [ xc2s50-5tq144 ] となっていますが、[ xc2s100-5tq144 ] を選んでください。 3 新規VHDLソースファイルの作成 [ プロジェクト ]→[ 新規ソース ] を選択します。 VHDLモジュールとして、ファイル名とディレクトリを指定します。 ポート名や方向を入力すると、VHDLソースの雛型を自動で生成してくれます。 作成された雛型のソースにコードを追加します。 記述したコードは以下のような回路です。押しボタンスイッチは、押すとLowであり、汎用LEDはLowで点灯するので、以下のようにインバータを挿入した回路になります。厳密には、ハイインピーダンス、オープンドレインにて完全に消灯します。 プロセスウィンドウの [ Synthesize ]→[ Check Syntax ] をダブルクリックし、VHDLの文法チェックを行います。 4 新規テストベンチの作成 記述したVHDLファイルのシミュレーションに必要なテストベンチを作成します。VHDLソースをクリックして右ボタンを押すと以下のような画面になります。 [ 新規ソース ] を選択します。 ダイアログには [ VHDL Test Bench ] を選択し、ファイル名とディレクトリを指定します。ファイル名は tb_test のように VHDL Module と異なる名前にしてください。 次のように、テストベンチの雛型が自動生成されます。 生成されたテストベンチの雛型にコードを追加します。修正するのはコメントで書かれた次の部分です。 自動で生成されたテストベンチのエンティティ名は testbench となっています。必要に応じて変更してください。 5 シュミレーションの実行 シミュレーションを行うための、オプション設定をします。次のようにプロパティを選択して下さい。 Simulation Run Time には実行時間 [ 50ns ] 、Design Unit Name にはテストベンチのエンティティ名を設定します。今回はエンティティ名がtestbenchのままなので、そのままにしておきます。 波形を確認します。ソースウィンドウの [ tb_test.vhd ] を選択し、プロセスウィンドウ [ Simulate Behavioral VHDL Module ] をダブルクリックするか、右クリックの[ 実行 ] を選択します。 Wave Windowにて波形を確認します。 6 ピン固定ファイルの作成 プロセスウィンドウの [ Design Entry Utilities ] → [ Edit Implement Constraints ] をダブルクリックします。 行の先頭に # を付けるとコメント文になります。SWA、SWB、LEDに対して、ピン配置を固定します。 7 論理合成と配置配線 論理合成には [ Synthesize ] 、配置配線には [ Implement Design ] をダブルクリックします。 8 ビットファイルの作成 プロセスウィンドウの [ Generate Programming File ] のプロパティを選択します。 次のようなダイアログボックスが表示され、[ Startup options ] タブを選択します。一番上の [ Start-Up Clock ] はスレーブシリアルでコンフィグレーションするので、[CCLK] とします。 プロセスウィンドウの [ Generate Programming File ] を実行します。 ビットファイルはプロジェクトディレクトリ内にできます。今回は新規プロジェクトで指定した C:\WORK\HDL\AND\test.bit として作成されました。階層構造ではトップモジュール名がファイル名となります。 |
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