ACM/XCM-1シリーズ向け、Hi-speed Transceiver 専用コネクタの選定と評価をおこないました
2012/02/09-
 ACM/XCM-1シリーズの拡張として、Hi-speed Transceiver専用I/Fに採用するコネクタのについて検討しました。

◆採用条件
・取付け時高さが 5.0mm となるもの (ACM/XCM-1シリーズに使用しているHIROSE FX10Aに合せる)
・Tx/Rx各8チャンネル分の接続が可能 (ペア=2 × Tx/Rx=2 × 8チャンネル = 32)
・各チャンネル間にはGNDを配置する (コネクタ片側32/2 = 16, 挟むGND数=15)
・片側に必要な数は30以上

以上の条件から、下記のものが候補に選定れ、評価の結果 HIROSE FX10Aシリーズを採用することとなりました。
コネクタ名 イメージ 備考
HIROSE DF12  
HIROSE FX10A 当社、ACM/XCM-1シリーズでI/Oコネクタとして使用しているもの
SAMTEC:QTH-QSH  
 参考と記録の為に各測定データを下記に示します。
◆アイパターンの測定
 信号源として、ACM-025を用いています。ACM-025SIF40コネクタにACC-009を接続しています。
信号仕様:
Channel: 0(P)
Ref.Clk:125MHz
Rate:2.5Gbps
Swing:900mV
Pre-emphasis: 0%
Data: PRBS-10
接続方法 アイパターン ジッタ計測
直結


HIROSE DF12


HIROSE FX10A-80x


SAMTEC QTH-QSH
◆伝達特性(S21)の測定
 ネットワークアナライザで伝達特性(S21)の測定を行いました。

測定対象 伝達特性 (S21)


HIROSE DF12


HIROSE FX10A-80x


SAMTEC QTH-QSH
重ね合わせ
以上、観測データをそのまま掲示させていただきます。
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